ふみこの想い

母として
4人の子育てを通して子ども達が直面する様々な課題に向き合ってきました。

中でも息子が「不登校」になった時には学校の近くに行くと気分が悪くなるというトラウマ(心的外傷)を体験しました。命の危機も感じるほどでした。楽しく充実して普通に学校に行くことができない子ども達がたくさんいます。大人として出来ることが教育の現場や家庭、地域でできることがあると考えます。
また、「食」は命を育くむ大切なものです。忙しい社会の中で子ども達の食生活が「とりあえずお腹を満たす」ではなくて食べ物がどこで誰の手でどのように作られたかなど頭で考えて食べられるようになれば、親元を離れた際に真の自立につながると考えます。臼杵市では有機農産物に力を入れています。給食センターで使用する野菜が顔が見える関係、農薬の使用を抑えた「給食畑」の取り組みがされています。現在は野菜全体の使用量の20~30%に留まっていますが可能な限り食材が「臼杵産」せめて大分県産のものになれば農業や漁業の活性化にもつながると考えます。

女性として
結婚、妊娠、出産、子育てがハンディにならない社会の必要を強く感じてきました。

近頃の若いパパたちには積極的に子育て係る姿が見られます。しかし、まだまだ子育てに関して女性にかかる負担が大きく、子育ての社会化が不十分です。子どもは「社会の宝」です。地域で子ども達の元気な声が聞けるようにしたいものです。

地球人として
肌や髪の色、年齢、性別、障がいの有無など全ての違いを認めあい、お互いを尊重することを学び、求めてきました。

環境・平和
戦争は最大の環境破壊です。
限りある資源を大切にしなければなりません。
持続可能な社会の実現には「平和」が不可欠です。

 昨年末89才で亡くなった日本国憲法の草案に係ったベアテ・シロタ・ゴードンさんは「平和憲法、男女同権の項」を守る必要性を訴えておられました。特に(女性の)人権に関してはベアテさんがユダヤ人であっことで迫害を受けてきたこと、幼い時に見た日本の女性が虐げられていたことが憲法に活かされました。また、紛争の絶えないアフガニスタンで現地の方に尊敬され活動を続けておられる医師の中村哲さんは「憲法9条に守られている」とおっしゃいます。憲法九条は「誰も殺さない」「誰にも殺されない」ことが約束された憲法です。そんな素晴らしい憲法を持った日本は世界中から尊敬される国です。そんな素晴らしい日本国であることを臼杵市から発信して拡げ守りたいと考えます。

市民と一緒に 子ども達の笑顔のために
自然が豊かで食べ物がおいしくて、史跡もあり、親切な人がいる、そんな平和な臼杵には国内はもちろん世界中から観光などで訪れる要素がたくさんあります。
臼杵に生まれてそして住んで良かったと思える町づくりに市民と一緒に「市民目線で」取り組みます。
子ども達の笑顔のために。